アルバイト・就労10 分で読める2026-03-16
留学中のアルバイト・就労ルール完全まとめ
世界40カ国の留学中アルバイト就労ルールを一覧比較。週の就労可能時間・夏休み中の制限・ビザ条件など、留学前に必ず確認すべき情報を徹底まとめ。
海外留学中にアルバイトをすることで、生活費の一部をまかなったり、現地での実践的な語学力・職業経験を得ることができます。しかし国によって就労ルールは大きく異なり、違反すると強制帰国や将来のビザ取得に影響することも。出発前に必ず確認しておきましょう。
就労ルールの基本的な考え方
学生ビザで滞在する場合、多くの国では「一定時間以内のアルバイトは認められる」制度を採用しています。ただし以下の点に注意が必要です。
- 就労許可が必要な国もある: :ビザとは別に就労許可証が必要なケースがある
- 学期中と休暇中で異なるルールが適用される: :夏休みや冬休みに時間制限が緩和される国が多い
- フルタイム就労は原則禁止: :学習が主目的の学生ビザであるため
- 一部の職種は禁止: :学習分野と無関係な職種が制限される場合がある
主要国の就労ルール一覧
| 国 | 学期中(週) | 休暇中(週) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 🇦🇺 オーストラリア | 週48時間(隔週) | 制限なし | 2023年改定で拡大 |
| 🇨🇦 カナダ | 週24時間(キャンパス外) | 制限なし(キャンパス外) | 2024年11月改定 |
| 🇬🇧 イギリス | 週20時間 | 週40時間 | Tier 4(学生ビザ) |
| 🇺🇸 アメリカ | キャンパス内週20時間 | キャンパス内週40時間 | キャンパス外は原則不可 |
| 🇳🇿 ニュージーランド | 週25時間 | フルタイム可 | 2025年11月改定 |
| 🇩🇪 ドイツ | 年120日(フル)または240日(半日) | 同左 | EU内就労も可能 |
| 🇫🇷 フランス | 年964時間以内 | 同左 | 学生ビザに就労権含む |
| 🇯🇵 日本 | 週28時間 | 週40時間(夏冬春休み) | 「資格外活動許可」が必要 |
| 🇰🇷 韓国 | D-2学部生:週20時間、大学院生:週35時間 | フルタイム可 | D-4(語学)は6ヶ月後から週20時間 |
| 🇸🇬 シンガポール | 週16時間 | フルタイム | 認可校在籍が条件 |
| 🇲🇾 マレーシア | 就労不可 | 週20時間(学期休暇中のみ) | 飲食・サービス業種のみ |
| 🇹🇭 タイ | 原則禁止 | 原則禁止 | 就労ビザが別途必要 |
| 🇻🇳 ベトナム | 原則禁止 | 原則禁止 | 語学ボランティアは可の場合も |
| 🇮🇩 インドネシア | 原則禁止 | 原則禁止 | 就労ビザが必要 |
| 🇵🇭 フィリピン | 原則禁止(SWP取得で一部就労可) | 原則禁止(SWP取得で一部就労可) | 移民局へのSpecial Work Permit申請が必要 |
| 🇭🇰 香港 | 時間制限撤廃(2024年11月〜・大学生) | 制限なし(夏季) | 語学学校等短期留学生は要確認 |
| 🇹🇼 台湾 | 週20時間 | 週40時間 | 学士課程以上が対象 |
| 🇳🇱 オランダ | 週16時間 | 週40時間(夏季6〜8月のみ) | 雇用主がTWV取得必要 |
| 🇨🇭 スイス | 週15時間 | フルタイム | 入学後6ヶ月から・語学学校生は対象外の場合も |
| 🇸🇪 スウェーデン | 制限なし | 制限なし | EU/EEA圏外は要確認 |
| 🇳🇴 ノルウェー | 週20時間 | 週40時間 | 正規課程在籍が条件 |
| 🇩🇰 デンマーク | 週20時間 | 週40時間(夏季6〜8月のみ) | EUブルーカード別途あり |
| 🇫🇮 フィンランド | 週平均30時間まで | フルタイム可 | 年間平均30時間以内で管理 |
| 🇦🇹 オーストリア | 週20時間 | 週20時間 | 学習負担の証明が必要 |
| 🇨🇿 チェコ | 週20時間まで | 週20時間まで | 雇用許可(CZK500)が必要 |
| 🇵🇹 ポルトガル | 週20時間 | 週40時間 | 学生ビザに就労権含む |
| 🇪🇸 スペイン | 週30時間 | 週40時間 | 2025年より20時間から引き上げ |
| 🇮🇹 イタリア | 週20時間 | 週40時間 | Visto per Studio条件 |
| 🇬🇷 ギリシャ | 週20時間 | 週40時間 | EU/EEA学生は自由 |
| 🇮🇪 アイルランド | 週20時間 | 週40時間(6〜9月・12〜1月のみ) | 英語学校生は対象外の場合も |
| 🇧🇪 ベルギー | 制限なし(一部条件あり) | 制限なし | 学生ID提示が必要 |
| 🇦🇪 UAE(ドバイ) | 原則禁止(大学インターンのみ) | 同左 | 一般アルバイト不可 |
| 🇲🇹 マルタ | 週20時間(入学後3ヶ月から) | 週20時間 | 最初の3ヶ月は就労不可 |
| 🇿🇦 南アフリカ | 週20時間まで(条件付き) | フルタイム可 | ビザに就労条件の明記が必要 |
| 🇬🇪 ジョージア | 就労許可が必要(2026年3月〜) | 同左 | 2026年3月の新規制で変更 |
| 🇧🇷 ブラジル | 原則禁止 | 原則禁止 | インターンシップは可の場合も |
| 🇨🇴 コロンビア | 大学院生のみ週20時間まで | 同左 | 学部生・語学学校生は就労不可 |
| 🇲🇽 メキシコ | 原則禁止(一部インターン可) | 同左 | 大学間協定による例外あり |
| 🇦🇷 アルゼンチン | 原則禁止 | 原則禁止 | 就労許可が別途必要 |
| 🇨🇳 中国 | X1ビザ:週8〜16時間(PSB許可必要)/ X2:不可 | 同左 | PSBの居留許可への就労注記が必要 |
| 🇮🇳 インド | 原則禁止 | 原則禁止 | インターンシップは機関による |
就労禁止国で働くとどうなるか
学生ビザで無許可就労が発覚した場合:
- 即時のビザ取り消し・強制帰国
- 将来のビザ申請(就労・観光含む)での不利益
- 当該国への入国禁止(最長10年)
- 雇用主への罰則(雇用主側も責任を問われる)
就労ルールが厳しい国では、語学学校のボランティア活動やインターンシップ(大学公認のもの)などを活用して経験を積む方法もあります。
各国の詳細情報
各国の就労ルールの詳細(必要書類・申請方法・ペナルティ等)については、各国別の記事をご参照ください。
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留学中のアルバイトは貴重な経験になりますが、ルール違反は将来に大きな影響を与えます。事前に現地の移民局・学校の留学担当窓口に確認することを強くお勧めします。